銀幕にて。

予告
【あらすじ】
俺は臓器ウーバー配達人のブライアン。早く帰って恋人のミシェルと話をしないといけないのに、内臓が入ってるバッグを医者にひったくられるようにして持って行かれて受領サインをもらい損ねた・・・。しかも、もう一件配達に行ってくれって?速攻で断りたかったけど、2倍の報酬はデカい。しかたないから行ってやるか。えーと、行先はラクーンシティ総合病院?・・・って、どんだけ山の中を走るの?!しかも、超吹雪いてるし!ついに氷河期到来なの!?なんて思っていたら、薄着の女が急に飛び出して来た!どうなる?俺?!
【感想】★★★★☆
予告のリンクは載せましたが、あまり見ないほうが楽しめると思います。予備知識はいらないので。
ミラ・ジョヴォヴィッチのバイオハザードとは全然違うものでしたが、監督のバイオ愛は伝わってきましたね。ゾンビたちのビジュアルはもちろん、どんな姿になっても動くところとか、どんな姿になっても追いかけてくるところとか、原作(ゲーム)に忠実な感じがしてよかったです。
WEAPONSの監督なので期待していったけど、驚かすのが上手だと思いました。ジャンプ・スケアのタイミングが読めないんですよ。だからジャンプ・スケアなんだと言われたらそれまでですが。
何があってもめげずに仕事をまっとうしようとする主人公にも好感が持てました。わけがわからない状況なのに。私たちに対してもほとんど説明はされなかったですね。
それにしても「Fu*k!」って言いすぎじゃない?セリフの8割がFu*k!
そして、Fu*k!連発のセリフをすごく多様に訳しているので、すごいなぁと感心してしまった。翻訳家がいい仕事してると思うので、字幕がおすすめです。
狩野英考氏のゲーム実況っぽいと話題だったそうですが、よくわかります。まくしたて方が似てる。次は狩野英考氏が主人公でいいと思います。ワーワー言いながら逃げてほしい。彼の実況をちょっと見てみたんですが、話し方がセリフっぽいよね。
ブライアンが超絶普通の人で、銃の扱いにも慣れてないのもいい。
お連れ様は途中から笑ってはいけないモードに入ってしまって、笑いたくてしかたなかったそう。確かにホラーとコメディは紙一重ですからね。シャイニングのパパの最期で笑う人がいるのがその証拠です。
最初の方はしっかりホラーっぽいのですが、中盤からつっこみたくなるところがチョコチョコ出てきます。テンポもいいし、頭からっぽで見られるのもよかった。ただ、ラストがあっけなかったかなぁ。序盤のシリアスホラーのままのテンションでラストまで行けたら最高だったのに・・・といった感じで、なんというかすごく惜しい作品でした。
感想ではないんですが、館内の冷房がよく効いていて、寒いくらいだったのですが、スクリーンに映っているのも雪山だったので、視覚的にも極寒で辛かったです・・・。
ちなみに席はほぼ満席でした。
この先は、ネタバレになってしまうので、未鑑賞の方はご注意ください。
文字色を薄くしてあるので読みにくいときは、反転させて読んでください。
お連れ様が最初に笑いそうになったのは、アンブレラ社の偉そうな人が犬の触手に捕まれて「助けてくれー」って言ってるのに、ブライアンが彼を撃つところ。その角度で撃ったらどうしたって偉そうな人に当たるでしょ!って角度で撃つのが面白かったそうです。私は、エレベーターの上から胃酸(?)を吐くゾンビを普通に後ろから抱きかかえるところが面白かったですね。そんな簡単に攻略できるんだ?!みたいな。
最新映像にもありましたが、ゾンビが落ちてくるシーンは楽しかったです。落ちてくるゾンビって、なかなかレアかも。前もって見なければよかった・・・。「君たち死ねるんだね」みたいなセリフも面白かった。そう思うのもわかるよ、ブライアン。
黒いワンコの口から触手が出るのにはやられました。一見、ただの怒ってる番犬に思えますから。ブライアンが助けを求めて家に入った後、窓の外を見ると轢いたはずの女性が一心不乱に走ってくるところもステキでしたね。今思い出してみると、このシーンはちょっとWEAPONSっぽさがありました。その後でドアから手足が出てくるのも、またをかしです。この時点で全体像を見せないのがよかった。想像させる怖さを上手く引き出していると思います。
最後は向かっていく研究者たちがブライアンにやられていきましたが、このあたりはコメディに全振りしていてたような気がします。「お前、行けよ、ほら」って感じがダチョウ倶楽部っぽさもあって。せっかく解毒剤を持ってるのに最後まで刺してもらえないのがかわいそうでした。
ところでミシェルは無事なんでしょうか。全然出てこないから、そっちが気になってしまいました。途中で切り替わって、ミシェルも襲われたりするのかと思っていましたが、1秒も出てきませんでしたね。被害はラクーンシティだけなのかな。なんとか事態が収拾して、子供が無事に生まれるといいなぁと思いましたが、なかなか厳しそうな状況ですよね。



