シネマの前で待ち合わせ

映画のあらすじや感想を備忘録をかねてつづっています

臨場感MAX!【映画感想】ハード・コア

U-NEXTにて。

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【あらすじ】
記憶喪失の状態で目覚めたヘンリー。目の前にはブロンド美女の科学者らしき人。彼女はエステルと名乗り、ヘンリーの妻だと言う。エステルは優しく、機械でできた手足をヘンリーに取り付ける。声を取り戻すために、別室に移動すると、謎の組織を率いるエイカンという男に攻撃され、妻を連れ去られてしまう。妻を助けるために、科学者ジミーの手を借りて、ヤンヤンする話。

 

【感想】★★★☆☆

開始10分で、ハラハラドキドキが始まるスピーディさ。そして、一人称視点にテンションが上がる。パルクールのような動きを自分の動きのように見られるのはすごい。劇場で見るべきだった。私のような運動神経を母のおなかの中に置いてきてしまった人にとっては、一生見られない光景だと思う。「ドーン・オブ・ザ・デッドのゾンビにならないと見られないなぁ・・・」と思いながら見ていたが、奴らはあまり賢くないので、ゾンビ化しても無理そうである。この一人称視点でスパイダーマンが見たい。そして、ヘンリーが話せないって設定なのもいい。自分の視点だという感覚が増す。その分ジミーが話してくれるし。

 

ヘンリーはいい奴で賢いので、「バカ、そうじゃないだろう!」とツッコミを入れずにすむ。目まぐるしく視界が動くので、その余裕もなく楽しめる。どちらかと言えば、「エイカン、そうじゃないだろう!」と敵側を応援してしまった。

 

途中、コメディのようで笑える。攻殻機動隊っぽいなとも思った。ヘンリーを取り巻く状況がどのようなものか、だんだんわかってくるのがミステリーぽくていい。ミッション8ミニッツを思い出す。ただ、結末はどっちかなー?と思っていて、予測できてしまった。

 

でも、結局エイカンは何がしたかったの?教えて、頭のいい人。

 

この先は、ネタバレになってしまうので、未鑑賞の方はご注意ください。

文字色を薄くしてあるので読みにくいときは、反転させて読んでください。

 

まず、エステル。白衣にスーツでミニスカって。こんなエロさ爆発な科学者いないでしょ。エステルの足に気を取られて話が入ってこないよ。そんなわけで、彼女もエイカン側なんじゃないかと見ていくうちに考えてしまって、ラストは、本当の妻か、フェイクかどっちかだと予測ができてしまった。それなら、本当の妻でハッピーエンドがよかったな。ヘンリーは、逃げる途中でもベビーカーをよけたり、変態警官たちに襲われそうな女の子を助けたりしていいやつなのに報われなさすぎる。

 

反対にラスボスのエイカンはぶっちぎりで嫌な奴でいいですね。サイキックな能力が中2っぽくていい。そして、ヘンリーとジミーの友情が染みる。ジミーのミュージカルの後の「俺はストレート」発言とか、吹き替え字幕がかぶって読めないところとか、ちょいちょい挟んでくるコメディ要素が面白かった。

屋上からスナイパーみたいな的確さで敵を撃ち殺していくヘンリー。的中率がすごい。ゴルゴかよ。最後の方、エイカンのビルの屋上で襲ってくる奴らは、ゾンビっぽい動きで楽しかった。屋根を打ち抜いて、手りゅう弾をしかけて、離脱。ヘンリー、かっこいい。その後、やっとヘンリーの顔が見られるシーンで、エステルが迫ってくるシーンも好き。クイーンの「Don't Stop Me Now」をBGMに使ったシーンでは、「止めないからガンガンいけ!」ってなるよね。

 

イカンは、意外とあっけない。そんな足場を作っちゃったら、ヘンリーに捕まるのは目に見えてるのに。

 

エンドロール後に何かあるかと期待したが、何もなくて残念。劇場ではあったのかな?