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元TSUTAYAスタッフが映画のあらすじや感想を備忘録をかねてつづっています

迫りくるゾンビとB級感【映画感想】バイオハザード:ウェルカム トゥ ラクーンシティ

DVDにて。

原題: Resident Evil: Welcome to Raccoon City

 

大ヒットゲーム「バイオハザード」の原点を描くファン待望の最新作『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』4月1日(金)デジタル配信開始 / 5月11日(水)ブルーレイ&DVD発売 - YouTube

BGMがいい感じだけど、見なくても全然楽しめます。

 

【あらすじ】

ラクーンシティの孤児院クレア・レッドフィールドは、アンブレラ社が事故を起こし街に異変が起こっているというメッセージを受け取り、兄にそれを知らせるためにヒッチハイクで戻ってくる。警官である兄はとりあってくれないが、徐々に住人たちは恐ろしい姿へと変貌していく。兄のクリスは、通報を受け、山の上の洋館に向かったまま消息を絶った同僚を探しに行くが、そこでも恐ろしい事態が待ち受けていた。

 

【感想】★★★☆☆

始まり方が、だいぶホラーでした。もともとホラーなんだけど、心霊系のホラーっぽい。その後も、そんな雰囲気がチラホラあります。そして、順調にゾンビが増えていくのですが、それに伴ってB級感も増していく・・・。有名な俳優がいないせいでしょうか。もともとB級だと思ってみるのが正解かもしれません。

原題は、Resident Evil: Welcome to Raccoon City 

欧米ではバイオハザードResident Evil みたいなので、わりとそのままですね。

 

 

この先は、ネタバレになってしまうので、未鑑賞の方はご注意ください。

文字色を薄くしてあるので読みにくいときは、反転させて読んでください。

 

 

 

とは言え、洋館のあのファーストゾンビが振り向くシーンはテンションが上がりました。ゲームのシーンそのままでよかったです。懐かしい。ただ、玄関はもう少し広かったような?食堂(だったかな?)なんかも再現してくれたらよかったな。洋館がいまいちせまい感じがするのよね。クリスがライターで火をつけるシーンは、緊迫感があってRECを思い出しました。それにしても、なんであの洋館にあんなにワサワサとゾンビがいるのかしら。アンブレラの関係者の洋館ぽいから警察関係者が打たれてたっていうワクチン(?)がそこの人たちにも打たれててもいいような気がするんだけど。ついでに、疑問に思ったこと。アンブレラ社は、ラクーンシティの住人たちをゾンビにしてどうしたかったんだろう。結局街ごと破壊しちゃうし、そのあたりがよくわからなかった。そして、小さい頃のクリスはクレアとは違い、実験台にされなかったのだろうか。ラクーンシティに残ってるから、特に被害はなかったのかな。

 

小さい頃のクレアとクリスが最初に出てくるんだけど、レオンの方が小さい頃のクリスっぽくてちょっと混乱したんだけど私だけかな。クレア役のカヤはタイガー・ハウスやメイズランナー、クロールなんかに出てて、何度も見てるんだけど全然わからなかった。ちなみにタイガー・ハウスもクロールも面白いのでおすすめです。クリスもなんだか影が薄い。

面白いのは署長さん。トラックのドライバーが火だるまになって署内に入ってきたときにかっこよく銃でやっつけておいて、的確な指示を出すのに、そのあとはヘタレ。訳知り顔で頼りになるのかと思ったら、とんだ咬ませ犬です。

地味に気持ち悪かったのが、バーキン博士の実験室にいた、胸を開かれたゾンビ。うごめいてて気持ち悪かったなぁ。バーキンの娘は、色々とトラウマになりそう。

 

続編が作られそうなラストでしたが、私はミラのアリスバイオの方が好きです。やっぱりバイオハザードには派手さが必要だと思いました。とはいえ、続編が公開されたら見るんだろうな。