ハラドキできなかった【映画感想】ミッション・15
DVDにて。
原題:EVENT 15
【あらすじ】
PTSDの治療を受けている3人の帰還兵、ホワイト、ディエゴ、オールズマンは、ワシントンにある医療施設でのカウンセリングの帰りにエレベーターに乗り合わせる。
降下する途中で衝撃を受け、エレベーターが止まってしまう。混乱しながら外部と連絡を取ろうとするが、いつ救助がくるかわからない。そのうちに、3人はワシントンが爆弾によって攻撃を受けたことを知る。
【感想】★★☆☆☆
主な舞台はエレベーター、登場人物6人というかなりコンパクトな作品。
最初からオールズマンがかなり不安定な感じで、危険因子なにおいがします。
3人のカウンセリングの様子とエレベーターの中でヤンヤンする様子が切り替わりつつ話は進んでいくのですが、あまりハラハラはできず。
たぶん、途中で狙いがわかるし、展開もそこまで読めないわけではないからでしょう。
予備知識はないほうが楽しめると思うので、以下ネタバレ感想にします。
この先は、ネタバレになってしまうので、未鑑賞の方はご注意ください。
文字色を薄くしてあるので読みにくいときは、反転させて読んでください。
タイトルは、ミッションと言えばミッションなのかもしれないけれど、あまりピンときません。
かと言って、イベント15も微妙なので、ミッション15のほうがいいのかな。
レベル15だと違う映画になっちゃうしなってところ。
暇なときに1.5倍速くらいで見るのがちょうどいいかも。
コントロール室(?)の医師が、途中で「屋根の上は安全だ」といったセリフを言うのですが、エレベーターの中には正気を失ったオールズマンがいるのに・・・。
ちっとも安全じゃないでしょ。
そのオールズマンは、なぜホワイトがいるうちにエレベーターの上に登ってこないのかちょっと不思議でした。
ビビってるだけ?薬を餌に引きずり下ろそうとはするのに。
と、思っていたのですが、上に登ろうとしたら、ホワイトにモグラたたきのようにピコピコされてしまうからですね。
よく考えたらわかりました。
そして、カメラの位置が笑ってしまうほどわかりやすい。
あんなに存在感がある隠しカメラあります?
上に登った時点で絶対に発見されます。
バイタルはどうやって測っていたんでしょう?
遠隔でも正確に測れるのでしょうか?
ホワイトは結局ワイヤーを登りきってしまうわけですが、エレベーターの中の扉も外の扉もあんなに簡単に開くものなんでしょうか。
生存者が出たらだめな実験なんだから、もっと厳重に出られないようにするべきでは?
どうもツッコミばかりになってしまいます・・・。
ラストは、一応ハッピーエンドな感じなのでしょうか。
ディエゴも助かったらよかったのになって思いました。
でも、車の中にディエゴいなかった?気のせい?
ホワイトのPTSDはよくなったのでしょうか。
気になるところです。