シネマの前で待ち合わせ

元TSUTAYAスタッフが映画のあらすじや感想を備忘録をかねてつづっています

きらびやかなステージにおける緊迫感【映画感想】マスカレードホテル

DVDにて。

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【あらすじ】

舞台は一流ホテルコルシア東京。このホテルに殺人予告があり、新田刑事はフロントスタッフとして犯人逮捕に挑む。教育係として抜擢された山岸は、ホテルマンとして最悪な新田刑事と反発しあいながらも協力して犯人逮捕に挑む。

仮面をはがそうとする新田×お客様の仮面を守ろうとする山岸。それが、捜査を進めるうちに信頼関係が生まれ、新田&山岸×犯人となる。

さぁ、狙われているのは誰だ?!犯人は誰だ?!

真実はいつも一つ!じっちゃんの名にかけて!

 

【感想】★★★★☆

原作が面白かったので、DVDも見てみました。最初に映画に惹かれ、原作を読んだので、読んでいる時点で新田刑事=木村拓哉さんでしたね。原作の山岸はだいぶ長澤まさみさんとイメージが違います。ストーリーはほとんど同じで原作をなぞっている感じでした。もちろん省略されている部分もあり、そこがいいところなのになって思いました。

山岸がホテルスタッフになろうと思ったきっかけの話がいいですね。心温まります。山岸はどこかのお嬢様なんでしょうね。受験生がこんな一流ホテルに泊まれるなんて。ご両親もせっかくだから一流ホテルに・・・と奮発したのでしょう。

 

ホテルと言う舞台はきらびやかでいいですが、働くスタッフたちの大変さも目の当たりにできます。一流ホテルでもいろんなお客様が来るんだなぁと思いました。当たり前ではありますが。

最後の方のマスカレードパーティのような演出が素敵でしたね。ずっと同じ制服の長澤さんしか見ていないので、目の保養でした。まさにエンターテインメント。ミステリーなので、予備知識がゼロのほうが楽しめると思います。

 

この先は、ネタバレになってしまうので、未鑑賞の方はご注意ください。

文字色を薄くしてあるので読みにくいときは、反転させて読んでください。

 

 

英語教師の一件で、原作では新田さんが英語教師を励ましていたんですが、その部分が描かれていなくて残念でした。あそこがよかったのになぁ・・・と。やっぱり原作>映画ですね。時間制限がある分、描き切れない部分がどうしてもあるように思います。

 

そして、菜々緒さんが扮するお客様の頭の良さがすごい。一流ホテルスタッフの山岸を出し抜くって相当です。

 

ストーリーが頭に入っていたので、それをなぞるだけの展開に少し飽きてしまいましたが、最後まで見られたのは役者の方々の演技力のおかげでしょう。特にキャストのチェックなどしていなかったので、犯人が松たか子さんだったことにとても驚きました。全然わからなかった・・・。犯人の動機は逆恨みでしかないのですが、そのことで山岸をしばらく悩ませるんじゃないかと思います。あまり気に病まず、ホテルマンとして成長してほしいですね。あんな目にあったら、しばらく職場に行くのも怖いだろうけど、仕事に誇りを持っている彼女なら立ち直れるように思えます。