UFOとその中身のギャップ【映画感想 フェニックス・インシデント】
POVモキュメンタリー、フェニックスインシデント。
実際にあった出来事をベースにした映画です。
ネタバレ気味です。
【あらすじ】★★☆☆☆
時を同じくして空に怪光が現れ、街は騒然となっていた。
4人を殺害した犯人として一人の男が逮捕されたが、ただの目撃者として釈放される。
その裏には、軍やFBIの介入があり、陰謀がうずまいている気配が・・・。
【感想】
4人が旅に出るまでをもう少しカットしてくれてもいいなーって思いながら
序盤を観ていました。
盛り上がってきてからは、そこそこ面白かった。
彼ら自身が撮っている映像と、監視カメラの映像が上手く組み合わせてあって、
痒い所に手が届く感じでよかったです。
米軍関係者や、事件現場の市長(たぶん)4人の家族のインタビューが織り交ぜて
あって、本物のドキュメンタリーっぽく仕上がってます。
ただ、すごく文明が高い人たちが作ったUFOっぽいのに、
出てきたエイリアンは・・・。
獣のように四つ足だし、うなっちゃうし、人間をさらうというよりは、
食べてる気がします。
これは、エイリアンそのものではなくて、彼らのペットか攻撃用の動物だって
設定なら納得です。
でも、そんな描写はないです。
エンドロールまで観てくださいなって映画です。
後味はあんまりよくないけど。
なんだかんだと難癖つけましたが、ワーワーとサバイバルしているところは
スリリングで面白く、楽しめました。
個人的に、容疑者として捕まったおっさんが一番謎でした。
これでザ・インシデント、ディアトロフ・インシデント、フェニックス・インシデント
と、3つのインシデント映画を観ました。
ザ・インシデントが一番好きというか、印象が強いです。
後ろふたつは、どっちも陰謀がキーワード。