正しいエビデンス【映画感想】エビデンス 全滅
他のブログから転載。(2016年5月10日)
原題:Evidence
【あらすじ】★★★★★
ベガス行きのバスが砂漠地帯で事故って、さぁ大変!
乗っていたのは、女優の卵のリアン、その彼氏のタイラー、映画監督の卵でカメラマンのレイチェル、ロシアンダンサー、怪しげなおばちゃん、運転手のベン、手品が上手い家出少年の8人。
徒歩でトラックステーションにたどり着いたはいいけれど、そこにバーナーを持ったシリアルキラーが、どこからともなくやってきて、さらに倍率ドン! で超大変!
なんとか奴から逃げなきゃ!警察に電話!とヤンヤンする様子が写っている映像を
刑事たちが必死で観て、犯人探しをする話。
【感想】★★★★★
間違えて「エビデンスー第6地区ー」を見てしまったので、正しいものを鑑賞しました。
これには、すっかり騙された。観ながらいろいろな可能性を考えましたが、これは読めなかった。ホラー要素もたっぷりあるし、ホラーのジャンルになってるけど、これはミステリー。だって、犯人探しが軸だもの。パッケージのあらすじを読んで、グロそうと思っていたけど、そうでもない。ちゃんと暗視カメラになったりして、やわらげてます。
旅に出るまでが、長く感じ、もうちょっと短くできる気がしないでもないけど、この結末だったら許せちゃう。カメラマンが一番美人なのがもったいない。それから、刑事さんたちを撮るカメラワークがいい感じでした。オープニングも好き。
感想ではないんだけど、アメリカの映画やドラマで警察が犯人のことを呼ぶ時って、He とか him って言う。つまり、「彼」って言うんだよね。男って決めつけていて、これは男女差別なんじゃないかなぁっていつも思う。男女の区別がない呼称にしたほうが先入観もなくなっていいと思うんだけど。実際もそうなのかな?