大泉さんが、ヒーローになるためにZQNと戦う話 【映画感想】アイ・アム・ア・ヒーロー(I Am a Hero)
他のブログから転載。(2016年05月27日)
【あらすじ】
売れない漫画家、鈴木英雄。名前は英雄だけど、名前だけ。
マンガ家のアシスタントの仕事をする冴えない毎日。そんな日常が、ある日ウイルスのせいで壊れていく。
感染した身近な人たちが、狂暴化して次々と襲ってくる!
「やばいやばい!逃げろー!」って走っている途中で、いつの間にやら女子高生のヒロミが登場して、一緒に逃げることに。
英雄は、「君を守る!」とカッコつけて、クレーン射撃用の銃を片手にヤンヤンする。
英雄は、その名の通り、ヒーローになれるか?!
【感想】★★★★☆
最近、あれね、洋画より邦画のほうが盛り上がってるのね。映画観る時間があったから、何やってるか調べてみたら、洋画はキャプテンアメリカくらい。なので、周りの評価もそこそこだった、アイアムアヒーロー観てきました。
邦画は、HK以来なので約3年ぶりです。
なかなか面白かったです。
期待をはずさない面白さでした。
タイミングよく、クレーン射撃用の銃を持っている英雄君。
まぁ、そこは映画だから。
でも、それを撃たない。
全然撃たない。
「撃てよ!」と心の中で何度つっこんだか。
そこで撃たなきゃどこで打つのよ!
そんなフラストレーションもたまりにたまったところで、英雄君はぶっぱなします。
「かっこいいじゃないのぉー 大泉くぅーん」って藤村ボイスが脳内再生されました。
ZQN相手に頑張る大泉さんは、本当にかっこよかったです。
和製ゾンビの出来もなかなかでしたね。
洋製ゾンビよりも、ちょっと気持ち悪さがありました。
ZQNになる前の習慣が残ってるのが、オリジナリティあって楽しかったです。
例えば、陸上選手だった大学生は、ZQNになっても高跳びをしてます。半分人間って感じでステキ。
てっこ(英雄の恋人)が、ゾンビになってうごめくところが一番ステキでした。
JK役の有村架純も、制服が似合ってかわいいし、途中で仲間入りする長澤まさみも、もれなく綺麗。
人間って言うのは、ゾンビに追いかけられると、国籍関係なしで、ショッピングモールに逃げ込むのね。今回は、正確に言うとアウトレットモールだったけど、似たようなもの。カーアクションもハラハラしたし、たくさんの人がわーって走って来る場面もあったし、スクリーンで観てよかったなと思う作品でした。