シネマの前で待ち合わせ

映画のあらすじや感想を備忘録をかねてつづっています

海坊主VSねずみ【映画感想】ワナオトコ

パーフェクト・トラップがずっと気になっているので、とりあえず一作目を。

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原題:The collector

 

【あらすじ】

内装業者のアーキンは元金庫破り。時間をかけて、宝石仲介人である雇い主の家の金庫の場所を突き止め、その家族が旅行に行ったスキに、大きな宝石を盗み出そうとしていた。

今夜、宝石を手に入れてお金に換えないと、奥さんのもとに借金取りが来て、大変なことに。

余裕で忍び込んだアーキンは、金庫のダイヤルをカチカチするが、なぜか人の気配が・・・。

いったんはあきらめかけるが、切羽詰まってるので引き返して再びカチカチ・・・。

でもやっぱり誰かいる!

実は、家中にあらゆる罠をしかけてその家族を惨殺するド変態な匠氏も、お仕事の真っ最中。

やばい状況に気づいたアーキンは、逃げ出そうとするが、ドアには鍵が、窓には

板が打ち付けられいて、さあどうする?どうなる?なお話。

 

【感想】★★★★☆

いやー、ドキドキしっぱなしでした。

89分の作品ですが、正味80分はドキドキできます。

しっぽまであんこたっぷり。

 

スプラッターなので当たり前ですが、見ていて痛いです。

めちゃくちゃ痛い。痛い痛い!って100回くらい思いました。

「SAW」より痛いシーンが多い気がします。

「サプライズ」にもちょっと似てるかも。

殺され方も様々で、よく考えるなぁと。

 

罠は用意周到で、短時間でよくそこまで仕掛けたな!といった感じです。

シティハンターの海坊主並みです。

その種類もバラエティーとんでいて、硫酸のような薬品からベタな包丁まであって飽きさせません。

その罠だらけな家に、コソ泥のねずみがやってきて、まんまと閉じ込められて、コソコソ、ヤンヤンするんですが、彼がなかなか賢くて、しかもコソ泥のくせに一人で逃げようとせず、なんとか惨殺され途中の一家を助けようとするので感情移入してしまい、応援してしまいました。

一方的にやられるばっかりかと思っていたのですが、ねずみ氏もそこそこ頑張るので面白かったですね。

いつ匠氏が、ねずみに気づくんだろうと、そこもハラハラしながら見れました。

冒頭の伏線もわかりやすく、スパイシーな感じになっていてよかったです。

これは、とにかく脚本がよくできています。

 

ただ、ちょいエロなので、そこは気を付けて。

動物好きな方も、気を付けた方がいいです。

 

この先は、ネタバレになってしまうので、

未鑑賞の方はご注意ください。

文字色を薄くしてあるので読みにくいときは、

反転させて読んでください。

 

警察が役立たずなのはセオリー通りですが、普通、二人一組じゃないの?って思いました。

二人でも、匠氏は余裕でなんとかしたように思います。

 

ハンナが出てくるタイミングが絶妙ですね。

アーキンじゃないけど、「どこにいたんだ!?」ってなります。

問いただしてる場合じゃないだろう・・・と思いましたけど。

ハンナを家の中に見つけて引き返すアーキンはかっこよかったですね。

二人で力を合わせて返り討ちにしようとしたり、「ハンナだけは助けてくれ」とアーキンが匠氏に言ったりして、涙を誘います。

最後に、ハンナかアーキンが赤い箱の中に入れられてしまうのは読めてしまいましたが、ハンナじゃなくてよかったです。

アーキンはパトカーに轢かれて死んでしまうのかと、そこでとても悲しくなりました。二人ともせっかく助かったのに・・・。

ハンナが匠氏に捕まったと思ったまま死んだら、死んでも死にきれないよなぁと先回りして気の毒に思ってしまった。

でも、もう一波乱ありましたね。

匠氏は、タフでしつこい。

シャンデリアの罠にかかって包丁ささってたのに。

でも、アーキンは2作目にも出てくるようなので、ラストはそれで良かったと思います。

 

匠氏の正体は結局わからないのですが、罠好きの変態さんということはよくわかったので、それでいいかと思います。

それから、蜘蛛も好きみたいですね。

罠をしかけて獲物を捕らえるところに親近感がわくのでしょうか。

「ATM」の犯人とも気が合いそう。

 

それにしても、ジャケットの「その罠、匠の技」っていうコピーが気になります。

ビフォアフター?

たしかに、なんということでしょうの連続でした。

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