プロレス?【映画感想】ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
劇場で鑑賞。ゴジラはスクリーンで見ないと。
【あらすじ】
ゴジラとムートーの戦いから5年。巨大怪獣が生存することが認識され、怪獣の調査をしていた「モナーク」だが、怪獣はすべて殲滅するべきという世論をうけ、解体の危機にさらされていた。
そんな中、オルカを開発した科学者エマはモスラとの交信を成功させていた。
そこへ、環境テロリストのアラン・ジョナが基地を襲い、エマとその娘のマディソンを連れ去ってしまう。
モナークの芹沢博士は、オルカの原型となるものを作ったエマの夫マークに協力を要請し、二人とオルカを取り戻そうとするが・・・。
【感想】★★★★☆
一言で言うと、派手でした。
相変わらず、ゴジラはかっこよかったです。
普段は、海の底で暮らしているんですね。
まぁ、あんなに大きかったら、陸では暮らすのは難しいかも。
でも、何を食べてるんだろうとか、水の中でも呼吸できるんだろうかとか、色々考えてしまいます。
ギドラは初めて見ましたが、頭が3つということは脳みそも3つですよね。
(地球上の生物だったらの話ですが。)
混乱しないんでしょうか。
人格というか、意識的なものはどうなってるのかとか、疑問は尽きません。
ただ、頭が3つもあると、毛づくろいはしやすそうですね。
怪獣について、いい大人たちが真剣に議論している姿は、現実感がいまいちなくて、ちょっと滑稽にさえ思えました。
シン・ゴジラでも2014でも、そんなことなかったのですが。
ストーリーに関して言えば、エマの行動原理が理解できず・・・。
息子のためということでしたが、なんでそうなる?
もう一回見たらわかるかしら。
小美人を思わせる描写があるようでしたが、モスラに詳しくないのでよくわからず、残念。
モスラをSheって言ってて、ああモスラって女性なんだと思いました。
ゴジラと仲良しみたいで、クィーンとキングってことなんですね。
確かに、モスラはクィーンっぽい。
この先は、ネタバレになってしまうので、未鑑賞の方はご注意ください。
文字色を薄くしてあるので読みにくいときは、反転させて読んでください。
芹沢さんが、まさかの最後。
なんてアルマゲドン・・・。
ゴジラが助けてくれることを期待しましたが、無理なお話でした。
最後はゴジラ愛にあふれてました。
芹沢さん、もう出ないのかな・・・。
その前の、彼が海底を行くシーンはワクワクしましたね。
この遺跡の話でもう一つ映画ができそう。
芹沢さんが、ヘルメットなしで呼吸していて、海の中なのに空気がある場所なんだと思い、実際にそんな場所があるのかどうかも気になりました。
きっとあるんでしょうね。
ゴジラがギドラに持ち上げられて落とされたときは、プロレスみたいだなぁと。
他の戦闘シーンもプロレスっぽかった。
ギドラを倒したあとに、他の怪獣たちが集まってきて、もう一戦?と思ったら
ひれ伏しちゃって。
ギドラがリーダーだったから、それを倒したゴジラがリーダーとなったんですかね。
怪獣たちは、上下関係に厳しいようです。
男気というか、極道とか暴走族のようなにおいがします。