シネマの前で待ち合わせ

あるTSUTAYAスタッフが映画のあらすじや感想を備忘録をかねてつづっています

ナイス・ミスリード【映画感想】ミッシング・タワー

DVDにて。

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原題:「The Super」          

 

【あらすじ】

火事で妻を亡くし、娘二人のそばにいたいと警察を辞め、タワーマンションの管理人となったフィル父さん。

マンションは金融会社のビルだったものを住居用にした建物で、地下は迷路のように入り組んでいた。

地下の部屋を与えられ、管理人として働き始めるフィルだが、住人の失踪事件が続き、空き部屋になった部屋には血の跡が。

不安を覚えたフィルは、黒魔術にはまる同僚、ウォルターが怪しいと目をつけるが・・・。

 

【感想】★★★☆☆

原題は「管理人」といった意味のSuper。

名詞の意味はマイナーですね。そのままだとスーパーマーケットのようだから

ミッシングタワーのがわかりやすいかな。

正しくはミッシング・レジデント? これだとわかりにくいか・・・。

 

タイトルとジャケットとパッケージのあらすじだけで面白そうと思ってレンタル。

それが正解だったのか、そこそこ楽しめました。

ネタバレに近いものがあるので、予告編は見ないほうがいいです。

 

管理人側は、ジョンソンを始め、みんな胡散臭くあやしげ。

その中でもひときわ臭いのがウォルター。

言動がいちいち怪しいし、さらに黒魔術にはまってる。

ジャケットは彼が主演っぽくなってますが、主演はフィル父さんのほうですね。

 

オープニングとか通気口からのぞくようなカメラワークはなかなか雰囲気がありました。

最初から結構グロいので耐性がない人はやめておいたほうがいいです。

ミステリーかと思ってたら、けっこうホラーよりだし。

あと、アメリカンホラーにありがちな「バーン!」って音と映像でびっくりさせる

シーンがあるので、それが苦手な人もやめておいたほうがいいです。

私も、まんまとビクッってなりました。

 

ローズ役の女の子がかわいいし、演技うまいなーと思ってみていました。

バイオレットもなかなかですが。

それにしても、あんな薄気味悪い地下を一人でどんどん進んでいくなんて二人とも勇気ありますね。

 

全体的に、もう少し伏線があってもよかったなと。

あるにはあるけど、わかりにくい。

 

この先は、ネタバレになってしまうので、未鑑賞の方はご注意ください。

文字色を薄くしてあるので読みにくいときは、反転させて読んでください。

 

わりと早い段階でローズが幽霊だって気づける人は気づけそうです。

私は、バイオレットが秘密を話し出しても えっ?えっ?って感じでしたが。

バイオレットが反抗しまくるのも、パパとローズのせいなんですね。

お年頃と、母を亡くしたせいかと思ってました。

そのへんも、うまくミスリードされます。

 

双子ってだけで、シャイニングを思い出しました。

バイオレットは普通のいい子ですが。

歳が違うって設定がうまいですよね。

フィルが、二人を7歳と14歳の姉妹って言ってて、彼の中でローズはどういう状態なのかも気になりましたが。

 

フリオもジョンソンも怪しいと思ってたら、のぞきと浮気だし。

機械室に何があるのかと思ってたら。紛らわしい真似しないで~。

 

フィルが元警察官というのがウソっていうのが地味に怖い。

本当は何してたんだろう。

しかも、ローズの死因がフィルに投げ落とされて首を折って・・・って。

いい父ちゃんだと思ってたのに。

 

ツッコミたいところは・・・

最初に先生とそのお兄さんを殺したときには、遺体はどうしたのでしょう?

マンションの地下の焼却炉で燃やすのは無理がないかい?

マスターキーも、よう盗めたな!

 

それと、ローズを消滅させようとするウォルターを殴るシーンでは、「ベバリー、話聞いてた?!」ってなりました。

そのおかげで、ベバリーは助かるんですが、ウォルターにローズがやられてもベバリーは助かるわけで。(キレたフィルに殺されなければ)

やっぱりあの行動はあかんかったと思うんですよね。

終わったような終わってないようなラスト。

「ママが欲しい」とローズは言いますが、「お前が殺したんちゃうんかい!」って

なりますよね。

 

そして、エンドロール前のあの手はだれの手なんでしょう?

ウォルター?

まさか続編できないよね?