シネマの前で待ち合わせ

映画のあらすじや感想を備忘録をかねてつづっています

それでいいのか・・・【映画感想】女は二度決断する

試写会で鑑賞。

f:id:fu2uki:20180506023034j:plain

 

【あらすじ】

主人公のカティヤは、トルコ移民のヌーリと結婚し、ロッコと言う男の子と

幸せに暮らしていた。

しかし、ある日、人種差別のテロに巻き込まれて夫のヌーリとロッコ

失ってしまう。

容疑者が捕まり、裁判が始まるがアリバイ、証拠不十分、目撃証言無効と

なかなか思うように進まず、カティヤの傷ついた心はさらに痛めつけられて

いく・・・。

 

【感想】★☆☆☆☆

フラストレーションがたまるばかりの映画だった。

最初の結婚式のシーンも説明不足で「?????」から始まる。

後でわかってくるけど。

 

もっとテロVS警察のシーンがあるかと思ったが、全くなかった。

警察の捜査が甘すぎるし、裁判の展開もありえない。

 

カティヤの自業自得なところもあるし、ヌーリの母親の発言も

ひどすぎる。

そんなことわざわざ言わなくてもカティヤが一番わかっていて、

自分を責めまくっているだろうに、それをさらに追い込むような

発言をする。

最後も、それでいいのか・・・と思うだけ。

 

私だったら・・・と考えてみたが、その選択をするかもしれないとは

思う。

でも、できることを全部やってからだ。

 

ただ一つ救われる存在だったのが、容疑者の父親。

あの人の存在だけが清涼な空気のように感じられた。

どうしてあの父親から容疑者のような息子ができてしまったのか。

 

ちょっと映画の話からはずれますが・・・。

最近は、少年が殺人以外の犯罪を犯しても「死刑にしろ」と騒ぐ人がいるが、

それはどうだろう?

誰の言葉か忘れてしまったが、「死は暴力だ」

少年にも親や友人がいるだろう。

その人たちの悲しみを考えたら、私はそんなことは言えない。