3作目は映画館で!【映画感想】探偵はBARにいる3
1,2作目はDVDですませたのですが、3作目は待ちきれず映画館で。
【あらすじ】
相棒の高田が連れて来た後輩からの依頼を受けた探偵。
それは、「恋人の麗子をさがしてほしい」というありがちな依頼だった。
彼女が所属していたモデル事務所を訪ねると、どこか見覚えのあるオーナー、
マリに遭遇。事務所を出るとすぐにマリの手下に襲われ、あの高田も波留と
呼ばれる男に倒される。それでも首をつっこむ探偵は、北条グループが背後に
いることをつきとめ、マリのことも思い出す。
昔、何もかも失い、生きる気力をなくして雪の中で倒れていた少女のことを。
【感想】★★★★☆
Yahoo映画の評価が4点以上で期待しすぎてしまいましたが、普通に
面白かったです。
最後のほうには泣ける場面も。
ただ、4以上の点数がつく理由がいまいちわかりませんでした。
2の方が面白かったような。
エンドロール後のオチってこともなさそうだけど、あれにはホッとしました。
もう次回作はないのかと心配になっていたので。
あっちゃんの大根役者っぷりにはだまされましたね。
それから、北城がリリーフランキーだと2時間わからずに観て、エンドロールで
彼の名前が出てきても、どの役だったか全然わかりませんでした。
雰囲気がガラッと変わる方なんですね。
相変わらず大泉さんの探偵はかっこよく、適度にダサく、よかったです。
ただ、探偵が、周りから散々手をひけと言われているのに全くひかない理由が
弱いと思いました。
そうするのがこの探偵の魅力だと言ってしまえばそれまでなのですが。
高田とのやりとりもあいかわらずでした。
このシリーズは、ヒロインのイメージが3作とも似ているような気がします。
どの作品も、ちょっと涼し気な鼻筋の通った女優さんがキャスティングされている
ように思います。
北川景子さんはキレイで可愛くて言うことなしでした。
若いころの場面は、ちゃんと若く見えましたしね。
サッポロファクトリーでの場面も難しいシーンなのにサラッとこなしていて。
この先は、ネタバレになってしまうので、未鑑賞の方はご注意ください。
読むときは、反転させて読んでください。
犯行動機は確かに無理があるけど、「他人から見たらくだらないことでも・・・」
ってことなんでしょう。
自分の子でさえないっていうのがまた切ない。
本当にこのシリーズはヒロインの背景が重たいです。
とにかく楽しめたので、次回作も楽しみ!