fu2uki’s blog

映画のあらすじや感想を備忘録をかねてつづっています

そりゃー、ドラマ化しますよね【映画感想】12モンキーズ

ドラマ版を観ているので、20年ぶりくらいに鑑賞。

全然覚えてなくて、初見みたいに楽しめました。

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【あらすじ】

死のウィルスが蔓延した近未来(2035年

そこから、ウィルスの情報をつかむために未来にやってきたコール

ブルース・ウィリス)が、精神科医のライリーと出会い、彼女を誘拐しながら

ヤンヤンする話。

細菌学者の息子のジェフリー(ブラッド・ピッド)が最近をばらまいた犯人だ

とわかったコールは、自分の記憶に惑わされ、未来が妄想か現実なのかもわからなく

なりながら、ライリーの助けを借りつつ、奮闘する話。

 

【感想】★★★★★

まず、最初に「ラ・ジュテ」と言うフランスの短編映画にインスパイアされて

できた作品だと知って、元ネタがあったんだ!と思いました。

wikiでは、要出典とありますが、オープニングのあたりをよく見てると、字幕が出るあたりに書いてあります)

これも観たくなっちゃったなー。

 

とにかく、ブルースとブラピの2大スターの共演なのに、うまーくまとまってよくできてる。

そりゃ、ドラマ化されますわよね。

ブラピのイッちゃってる演技が上手い。さすが。

どうしたら眼球を別々の位置におけるの・・・?

テロ集団のトップって役柄はファイト・クラブのブラピとかぶりました。

こういう役柄がとても似合います。

ブルースが主役なので、もうちょっとアクションシーンが欲しかったのですが、

SFだし、こんなものでしょう。

パーフェクトストレンジャーよりは違和感がなかったです。

ライリーは、そつなく美人ですね。ペリカン文書のころのジュリア・ロバーツっぽい。

 

ブルースが映画を観るシーンで「この映画は昔見た。今観ると、(歳をとったせいで)違うように観える」みたいなセリフを言うのですが、自分自身の状況と重なって

その通りだなって思いました。

覚えている映画でも再鑑賞すると、違うものが見えてきたりします。

 

気になったのは、ボブとコール(ブルース)を呼ぶ浮浪者のようなじいさん。

彼は、未来のコールだと思っていたのですが、どうもそうではないようでした。

彼は、きっと他のタイムトラベラーだったのでしょう。

 

コールは、幼いころにあのような衝撃的なシーンを観たから犯罪者になってしまった

のでしょうか?

なぜ、コールが囚人だったのかがわからず、どんな罪を犯したのかも気になりましたが、わかりやすい伏線もあり、ミスリードや謎解きもあり、たまに笑えて、

大満足でした。

地球外生命体VS人間 どっちが賢い? 【映画感想】ライフ

スペシャルシート(試写会)で鑑賞

 

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【あらすじ】

地球外生命体を探しに行った6名の宇宙飛行士。

うまく地球外生命体をキャッチして「カルバン」と名付ける。

初の地球外生命体にはしゃいでいたが、カルバンは、みるみる進化して襲ってきた!

こんな恐ろしいやつ、地球に持ち込むわけにはいかない! と、ヤンヤンする話。

 

【感想】★★★★★

まずカルバンの凶暴さと賢さがエイリアンっぽくて素敵でした。

6名のクルーたちも、宇宙飛行士だけあってかなり賢いのでその知能戦が

とても楽しかったですね。

カルバンの動きが素早く、だんだん大きく育っていくのも見どころで、

予想外の展開も本当に面白くて、ぜひ大きいスクリーンで観てほしいです。

わりと映画を見慣れているほうだと思うのですが、それでも裏切られる展開があって、

いい脚本だと思いました。

 

クルーたちのストーリーがうまい具合に描かれていて、感情移入しやすかったです。

そのため、誰かが犠牲になったときは、ついついもらい泣き。

SFホラーなのに、感動して泣くという不思議なことになっていました。

ジェイク・ギレンホールさんが、「親父が読んでくれた」と言って、

絵本を読むところは本当にいいシーンでした。

ラブシーンもなく、純粋にSFホラーになっていたのもよかったです。

 

真田広之さんも渋くていい味出していましたし、ジェイク氏の

あんな穏やかな顔を初めて見たなぁ。

 

ネズミが捕食されるシーンなど、ちょっとグロいところはありますが、

とにかく最初から最後まで、ハラドキ(ハラハラドキドキ)できます。

 

「ライフ」のタイトルについてですが、そのまま「生命」といった感じでしょうか。

個人的に「生活」のニュアンスが強いので、ちょっとピンと来ないですね。

だからと言って「地球外生命体」だとありがちだしなぁ。

もしかしたら、クルーたちの「人生」ともかけているのかもしれません。

 

この先は、ネタバレになってしまうので、未鑑賞の方はご注意ください。

読むときは、反転させて読んでください。

 

ライアン・レイノルズさんが最初の被害者になるとは思わなかった。

逆に真田さんが長生きして頑張ってたなー。

バイオハザードのローラがすぐに死んじゃったので、同じようにすぐいなくなっちゃう

と思ったのですが。

ショウが睡眠ポッドに逃げ込んだ後、カルバンが巻き付いてミシミシっとさせた時点で

やられると思ったのですが、あきらめて離れて行くのは予想外でした。

 

カルバンはクリオネみたい。捕食するときが似てる。

カルバンの外見が、シンメトリーではなく、もっと変な形をしていたら★6つでした。

まるで宇宙ステーションを知り尽くしているような動きでしたが、そこは

つっこんだら楽しめないところなのでしょう。

 

キャットがわざとレバーを反対に回してるとわかったときには、ただただその使命感に

感心しました。

苦しくて苦しくてしょうがないはずなのに、自分の命を犠牲にして仲間や地球を

守ろうとする姿に感動。

美しい自己犠牲の精神です。

 

そんなキャットの犠牲をあざ笑うかのように、宇宙船に簡単に飛びついて戻ってくる

カルバン(笑)

しぶとすぎて、逆に面白かったです。

ラストは、スーパーバッドエンドで、これも予想外。

続編作る気満々な終わり方だと思いましたが、生き残ったクルーがいないので、

新たに俳優さんを見つけなければいけないから、これで終わりな気もします。

 

個人的にミランダが一番かわいそうでした。

地球に戻れると思ったのに、絶叫しながら宇宙の果てへ。

救われません・・・。

 

最後のシーンでハッチを開けた時に、「ノォーーーー!!」と叫ぶ、

意外と元気なデヴィット(笑)

脱出用ポッド内でヘルメットをカルバンに開けられた時点でやられてると思った

のですが。

 

駄文

試写会会場は、SFホラーなのに観客の年齢層が高くて不思議に思っていたのですが、

チラシに「真田広之」の名前を見つけて納得。

真田さん目当ての方が、たくさんいらっしゃっていたようです。

なので、なるべく最後の方まで残ってほしいなーと思いながら観ていました。

コメディに挑戦 【映画感想】ロスト・イン・パリ

スペシャルシート(試写会)で鑑賞

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【あらすじ】

雪深いカナダの小さな村の、図書館司書フィオナ。

ある日、パリに住むおばさんのマーサから助けを求める手紙が届き、臆病者の

フィオナは勇気をふりしぼっって、初めてのパリへ。

ところがアパートにマーサの姿は見当たらず、セーヌ川に落ち所持品全てを失くして

大ピンチ!

さらに風変わりなホームレスのドムにつきまとわれて…。

マーサおばさんどこ~?!とヤンヤンする話。

 

【感想】★★★★★

普段、コメディはほとんど観ないのですが、ものは試しに。

これは面白かった。ふた昔前に流行ったミスタービーンと「運命じゃない人」と言う

映画を思い出しました。

フランス映画なので、フランス語で始まると思っていたら英語で始まってびっくり。

フィオナが英語しか話せないキャラ設定なので、英語のセリフのほうが多かった気が。

英語とフランス語の会話が聞いていて面白かった。

クスクス笑えるところがたくさんあって、ラストシーンの手前でついに「アハハ!」と

声を出して笑ってしまいましたとさ。

 

冒頭の図書館のシーンの色使いが綺麗でした。

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パリの街並みも観られるし、ちょっとした観光気分も味わえます。

 

原題は「Paris Pieds Nus」(裸足のパリ)

(お連れ様が訳してくれました。私はNusの意味がわからず・・・。勉強不足です。)

裸足のパリでもいいような気がしますが、ロスト・イン・パリの方が内容が

よくわかっていいですね。

 

監督二人のトークショーが先にあって、話を聞いているうちに早く観たくなって

仕方なかった。

フィオナさんが緑のワンピースを着ていて、とても似合っていらっしゃった。

作品内でも緑の服を着ているので、フィオナさんは緑が好きなのかも。

 

明るい気分になれるので、デートムービーにいいかも。

チョイエロなところがあるので、そこは気を付けて。

 

予告

駄文

ジュテーム(愛してる)はよく聞くけど、ジュヴゼームは初めて聞いた。

Je t'aime.(ジュテーム)の t は te の省略された形で、親しい人に使う「あなた」。

普通、「愛してる」と言うのは親しい人にしか使わないので、Je vous aime.とは

言わないんですよね。でも、そう言う言い方もアリなんだ!と勉強になりました。

当時の首相は竹下さん 【映画感想】64(ロクヨン)

知人の評価が高かったので鑑賞。

 

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【あらすじ】★★★★★★

昭和64年に少女誘拐事件が起こるが、その後すぐに、昭和天皇崩御されたため

昭和から平成に年号が変わるニュースに埋もれ、その誘拐事件がメディアに

取り上げられることは少なかった。

そのため目撃情報も多くは寄せられず、未解決のまま、時効まで残り1年となる。

当時は刑事だった主人公・三上義信は、現在は警務部の広報官として、

「64(ロクヨン)事件」に関わっていく。

彼の娘は家出をしていて、プライベートでも娘が家にいないという状況に心を

痛めていた。

そんな中、64事件の模倣犯が現れて、昭和に残された事件が動き出す。

 

【感想】

たまには邦画を観るのもいいものだな。

普段、日本のドラマはほとんど観ないので、新鮮でしたし、すべての俳優さんが

とても良い演技をしていました。

有名な俳優さんばかりで、脇役まで豪華なキャスト。

 

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特に、永瀬正敏さんが演じる雨宮(誘拐された少女の父親役)が車の中で泣く

シーンがあるんですが、そのシーンが印象に残っています。

 

BGMがほとんどなかったのも、緊迫感があってよかった。

逆に、小田和正さんの声が綺麗すぎて不似合いだった。

小田さんの曲はどれも好きなのだけど、ちょっとこの映画には合ってないような

気がしたんですよね。

もっと重厚感のある曲が似合うんじゃないかな。

 

警察内部のシーンが多く、64事件そのものと言うよりは、実名報道をめぐる

記者クラブと広報部の対立とか警察内部の政治的な動きのシーンが多かったように

思います。

ところで瑛太さんと綾野剛さんって似てない?

最初、見分けつかなかった・・・。

 

警察の話なのでおじ様たちがたくさん出てきて、とても渋い画面が多数。

昔のドラマ「HOTEL」を思い出しました。

「姉さん、事件です」と「もぉしわけございません!」のドラマです。

 

ラストに近づくにつれて、一緒に観ていた家人がどんどん前のめりになっていたのが

面白かった。

気持ちはよくわかるけれど。

やっぱりミステリは犯人がわかるところと、逮捕されるところがテンション

マックスになります。

 

横山秀夫氏の小説が原作だと見た後で知り、納得。

そんな雰囲気が漂っています。

ラストが原作と違うようなので、そのうち原作も読みたいと思います。

ジェームズ・マカヴォイがただただすごい映画 【映画感想】スプリット

シャマラン監督の最新作。

彼の作品は大体好きなので見に行きました。

 

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【あらすじ】★★★★★

友達の誕生日パーティーに出席したケイシー。

その帰り道に、友人2人と一緒に誘拐される。

誘拐した男は解離性同一性障害の患者ケヴィン。

監禁された女子高生3人は、脱出を試みるが・・・

 

【感想】

気持ち悪さ全開でした。

精神的にもきついし、何より怖い。

どんだけハラドキ(ハラハラドキドキ)させれば気がすむの?!といった感じでした。

心臓に悪いです、この映画。

特に女性は気を付けてください。

あまりオススメできません。

 

今回、シャマラン監督はがっつり出てきましたね。

前作のヴィジットでは、どこに出てきたかわからなかったのですが、今回は

わかりやすかったです。

撮り方がさすがで、ケヴィンが何度か降りる階段のシーンが印象に残っています。

 

ケイシーの過去やケヴィンの過去、精神科医のシーンなどが織り交ぜられて

進んでいき、解離性同一性障害がどのようなものかがよくわかります。

そして、ケヴィン役の人の変わりっぷりがすごい。

パトリシアと言う修道女から9歳の子供、潔癖症の男性まで見事に

演じ分けていました。

途中何度か、「これは映画だ。フィクションだ」と思わざるをえない描写があり、

痛々しかった・・・。

精神科医のおばあちゃんがまたいい味だしていて、頭がよくてかっこよかったです。

 

そして、作中で話される解離性同一性障害の症例は実在するもののようで

びっくりしました。

例えば、二つの人格が同時に現れ、右手と左手で違う筆跡で違う内容を同時に

書く女の子の話や盲目の人なのに他の人格では目が見えている話など、信じられない

話が飛び出してきます。

人間の脳の不思議さがわかる映画でもあります。

 

この先は、ネタバレになってしまうので、未鑑賞の方はご注意ください。

読むときは、反転させて読んでください。

 

ケイシーだけでも助かってよかったです。

精神科医のおばあちゃんが殺される場面は本当に辛かった。

そして、「おばあちゃん、とりあえずそのカツカツ音が響くヒール脱ごうか」って、

心の中でつっこみました。

ハンカチを仕込んだところ、よくケヴィンにばれなかったですね。

彼も相当頭がいいと思うのですが。

最終決戦では、ケイシー、もっとケヴィンって呼んで!叫んで!って思いましたね。

ケイシーの過去も本当に辛くて・・・。

でも、そのおかげで助かった彼女は何を思うのでしょうか。

 

ビーストは、ピュアと言う言葉を使っていたと思います。

彼女はそれによって少し救われたのではないかと思いました。

パトカーの中で動こうとしないケイシーを見て、これから叔父さんと戦ってほしいと

思いました。

 

ビーストの動きは、獣と言うよりバイオハザードのそれですね。

人間の姿形をしてるので、逆に気持ち悪い。

電球を一つ一つ割って近づいてくるときが、最高に怖かったです。

虐待と言うものが、どれだけ人を傷つけるかを再認識させられました。

結局は、ケヴィンも被害者なのですよね。

後半、ケヴィンの人格が出てきたときに、演じたジェームズ・マカヴォイ氏の

演技力は本当にすごいと思いました。

あのフラットな感じ。

 

彼らの方が普通の人よりも優れているという考え方は、とても危険ですが、

そこだけを抜き出してみればそうなのでしょう。

一人でできることが普通の人よりも多いわけですから。

 

この下はさらに別の映画のネタバレになりますのでご注意ください。

 

 

見ているうちに「アイデンティティー」と言う映画を思い出しました。

あれもよくできた映画で、いわゆる多重人格者の話です。

どうしてあんなにも多くの人格が作られていくのか、とても興味がわきました。

ケヴィンを守るだけなら、一人か二人で十分なはずなのに。

取り繕っているうちに増えてしまうのでしょうか。

24人のビリーミリガンを読みたくなりました。

 

監禁されていた場所が動物園の地下だったことも意味深です。

もしかしたら、シャマラン監督は動物園を動物虐待施設だと考えているのかも

しれません。

極上ワンシチュエーション・スリラー 【映画感想】 不吉な招待状/The Invitation

ネットフリックスで観た作品。

最近、めでたくDVD化されたようなので、記念にブログを書こうと思いました。

DVD化もされるよ、だってよくできてるもん。

ネットフリックスでは、「不吉な招待状」となっていましたが、DVDでは

「The Invitation」と原題のままです。

どちらもシンプルなタイトルでいいと個人的には思いますが、なるべく情報を

入れないほうが楽しめる映画なので、その点では「The Invitation」の方がいいのかも

しれません。

見始めたらその不穏な空気はすぐに感じられるのですが。

 

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【あらすじ】★★★★☆

別れた妻エデンと彼女の現在の恋人デヴィッドに、ホームパーティーに招かれる主人公のウィル。

突然の招待状にとまどいながらも、以前暮らしていた豪邸に現在の恋人と

一緒に訪れる。

エデンとウィルの間にはつらい過去があったが、人が変わったように明るいエデンに

迎えられる。そのうち、デヴィッドとエデンの友人たちも集まり始め、ぎこちない

雰囲気の中でも、パーティーを楽しもうとするウィル。

しかしながら、彼はその不穏な空気に少しずつ何かを感じ始める。

 

【感想】

ちょっと辛めの判定で★4つにしました。実際は、4.5です。

2回目のほうが楽しめる映画だと思います。

テンポよく進む話ではないので、ちょっと退屈してしまうかもしれませんが、

細かいところもよく観ておくといいと思います。

 

これは、もう何も知らないまま見て~!と言った映画なので、感想もあまり

書けません・・・。

このブログを書くにあたりちょっとググってみると、「アイ・アム・ア・ヒーロー」が

観客賞&特殊効果賞をダブル受賞したシッチェス・カタロニア国際映画祭でグランプリ

を獲った作品だという情報がありました。そりゃ面白いよね。

監督が女性監督だということも初めて知りました。

「お金をかけなくても、面白い映画は作れる」と言う見本のような映画です。

(「タイムクライムス」の感想でも書きましたが、「アリスクリードの失踪」も

そんな作品です。)

 

ー0.5の理由は、ワンシチュエーション・スリラーの代名詞「SAW」は

超えないかな・・・と思うところ。

まったく違う切り口の作品なので、比べるものではないのかもしれませんが、

あのラストには、本当に目と口があんぐり開いて、戻らないんじゃないかと思った

んですよね~。

 

この映画は、だんだんと真相に近づいていく感じがなんともたまりません。

なので、どんでん返しとはちょっと違うと思います。

オチがわかる人にはわかっちゃうもの。

 

客観的に見ている側としては、じれったいくらいの話の流れですが、ちょっとした刺激

で爆発しそうな雰囲気が漂う感じが素晴らしいですね。

俳優さんたちが、あまり有名でないところも変な先入観を持たれないので

いいと思います。

 

アメリカの映画を見ていると、元夫と今の夫とか恋人が仲良くホームパーティーを

したりするシーンがわりと良く出てきますが、実際の心中はやっぱり複雑なの

かなって、話とは全然別なことを考えました。

時間が経っていれば仲良くなれそうですが、2年くらいの時間だとちょっと難しそう。

あちらの方々は、そういったことは、割り切れる性格と文化なのかしら。

 

ラストがとても印象的な映画で、(【衝撃のラスト】は蛇足だとは思いますが・・・)

ジャケットも素敵だと思います。

ただ、後味はワインのように良くないので気を付けて。

 

この先は、ネタバレになってしまうので、未鑑賞の方はご注意ください。

読むときは、反転させて読んでください。

 

ラストの赤いランプの数とヘリコプターの音。

あれは、忘れられないものになっています。

鑑賞したのはけっこう前なんですが、雰囲気とかラストシーンはしっかり印象に

残っています。

冒頭のコヨーテをはねてしまうシーンも、振り返ってみると恐ろしく、

よくできた伏線だと思います。

チョイは、もう殺されてると思っていました。すっかりだまされました。

予想を裏切るいい脚本だと思います。

私の中のイメージは、綾辻行人氏の「暗黒館」に近いです。

あそこまでおどろおどろしくないですが。

そのため毒入りのワインは、もう少し赤黒いほうがよかったなって思います。

 

主人公自身の不安定さとエデンとデイヴィッドのアンバランスな関係が

ひしひしと伝わってきました。

 

しかし、向こうの豪邸は本当に豪邸と言った感じでちょっとうらやましい。

でも、掃除のことを考えると、ウサギ小屋でいいやってなります。

もちろん、彼女たちはハウスクリーニングに頼んでるんでしょうね。

久しぶりディズニー 【映画感想】美女と野獣

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映画の日だし、映画に行こう」と友達を誘ったら、提案されたこの作品。

自分では選ばない作品でしたが、もーーう、むちゃくちゃ良かった!

ありがとう、友達!

 

【あらすじ】★★★★★★

他者をいたわる心をなくしてしまった王子が、ある日、魔女の呪いによって

恐ろしい獣の姿に変えられてしまう。

彼に仕えていた、お城の人たちもカップや燭台に・・・。

魔女が残したバラの花びらがすべて落ちる前に、獣となった王子を

愛し愛される者が現れなければ、永遠に呪いはとけない。

そんな呪いをかけられた城に現れた、ベルの父親

森の中でオオカミに襲われ、獣の城を訪れたが、しゃべるカップに

度肝を抜かれて逃げ出そうとする。

その途中にベルとの約束だからと、庭にあるバラを切ってしまう。

それに怒った野獣に囚われ、城の牢獄に。

父を助けようと城を訪れるベル。

彼女は変わり者だが、村で一番美しかった。

呪いをかけられた城であきらめかけていた住人たちは、

彼女に奇跡を望むが・・・

 

【感想】

オープニングから素晴らしいです。

歌や踊りが入るタイミングが完璧で、ミュージカルの不自然さがなく、

すんなり入れました。

最初は、ディズニーらしさが満載だなぁ・・・

くらいの感じで観ていたのですが、その後の展開に

グイグイ引き込まれました。

美女と野獣の話をほとんど知らなかったのもよかったですね。

(もう女子って年齢ではないので当たり前ですが、女子力低いのです。

映画を好きになったきっかけもダイ・ハード3だし、ちゃんと

女子だったころに観ていた映画もSFやアクションが多かったような気が

するので、女子素質がないのだと思われます)

 

光の使い方も素敵で、父親とベルのシーンは、レンブラントの絵のようでした。

綺麗な映像にうっとりしたり、字幕を読んだり声を聴いたり、頭の中がちょっと

忙しくなるくらい。

でも、エマの歌声を聞けるので字幕のほうがオススメです。

フランスが舞台のようで、ボンジュールやシルブプレなど、フランス語がたまに

飛び出してくるので、それを聞くのも楽しかったです。

 

野獣のビジュアルもすごいです。

ちゃんと野獣なのに、表情はよくわかる。

ガストンと言う、ベルに想いをよせる悪役が出てくるのですが、

わかりやすく悪役でこれも、素晴らしかったです。

そこまでゲスいことをしてくれると、憎しみやすくていい。

 

普段、ミステリをよく観たり読んだりしているので、無駄に

「ル・フウは、実は人間じゃないのでは・・・?」

なんて疑ったりしていました。

鏡に映らないんじゃないか と思ったんですよね。

完全にお門違いで、思いっきり映っていました。

 

そして、特筆しないといけないのが、エマ・ワトソンの超美麗なドレス姿と

かわいい笑顔と歌声です。

これだけで、2000円以上の価値がありますね。

赤ずきんもかわいいし、田舎娘の恰好も似合っていました。

野獣とのダンスシーンは必見です。

彼女は写真より、動いているほうが何倍もかわいいです。

 

音響の良い映画館で観たのも、正解でした。

音が身体にズンズン響いて、臨場感たっぷりでした。

ルミエール(燭台)をはじめとする、食器やタンスや時計の動きも細かくて、

CGって本当にすごいと感心するばかり。

 

野獣の切ない想いやベルと父親がお互いを想いあう姿に、

目から液体が流れるのを止められませんでした。

泣くつもりがない映画に限って、ボロボロになるんですよね。

 

幕が下りた瞬間、拍手しそうになる自分がいました。

ウォルト・ディズニーを天国から引きずり降ろして、グラッツェーー!!!と

言いながら握手したかったです。

今すぐ映画館に走って~!ってくらい良い映画でした。

 

この先は、ネタバレになってしまうので、未鑑賞の方はご注意ください。

読むときは、反転させて読んでください。

真冬の景色の中、ベルがドレス姿で駆け出していくシーンがあるのですが、

「それじゃ、寒いでしょ!」と心の中でつっこんでしまいました。

ベルが本が好きなのも感情移入しやすかったな。

すごい数の蔵書を前にして、「君にあげるよ」なんて言われたら、私も

クラクラしちゃいそう。

王子が傲慢な性格になったのにも理由がちゃんとあったのがよかった。

クリミナルマインドを観ていても感じることなのですが、本当に根っからの悪人って

そんなにたくさんいないんじゃないかと思います。

後ろから狙い撃ちするガストンは、本当にクズでしたが(笑)

 

 


『美女と野獣』日本版予告編

 

駄文

元のタイトルがBeauty & the Beast なのは、とても英語らしいですね。

英語は、as busy as a bee (ハチのように忙しい)のように頭で韻を踏むらしく、有名な例で言うと intel inside (インテルはいってる)です。

日本語は、「インテルはいってる」 のように後ろで韻を踏むのが好まれますので、

「美女と獣」ではなく、「美女と野獣」なのでしょう。

「じょ」と「じゅう」では、韻を踏んでるとはいいきれないので、深読みしすぎかな?

 (「世界一わかりやすい英文法の授業」より)